ブログテーマが決まり、ブログを構築できたら、
次はいよいよ記事作成に入ります。
ブログ立ち上げ当初は、そのテーマの情報が多々あると思うので、
書きたいことがタップリあると思います。(笑)
だから、どんどん記事を書いていって欲しいところですが、
だけどちょっと待ってください。
書きたいことがタップリあるとは思いますが、
書きたいことを書いていってはダメなんです。
アフィリエイトを目的としたブログを運営するには、
個人的な日記ブログのように、書きたいことを書いても、
読者は見に来てくれません。
なぜなら、それはあなたの視点で記事を書くことになるからです。
「ん〜、どういうことかよくわからない。」と思われると思うので、
今回はそのことを含めて、どうやって記事を書いていくか、
そこに焦点を当てていきます。
それではいってみましょう。
記事作成にあたり、最初に決めること
情報(記事ネタ)をもとに、
「誰に」「何を伝えたい」のかを最初に決める必要があります。
“誰に”とは、情報を伝えたいターゲットです。
そのターゲットはどんな人で、どんな疑問や不安、悩みを抱えているのか。
人は、それらの疑問や不安、悩みがあるので、インターネットで調べるんですね。
そして、自分の疑問にマッチした情報が見つかれば、
これは自分に当てはまることだ!と思って記事に食いつくわけです。^^
その情報を必要としている人(ターゲット)を絞れば、
該当するターゲットは自然とブログにやってきてくれます。
情報を提供するターゲットがニッチであっても問題ありません。
なぜなら、あなたが提供しようとしている情報は、
あなた自身が悩んだり調べたりしたことだと思いますが、
あなたと同じように悩んでいる読者も必ずいるからです。
だから、たとえ1000人中1人にしか必要でない情報であっても、
そのたった1人に向けて一生懸命記事を書いてみてください。
そうすれば、そのたった1人があなたの記事に“価値”を感じ、
興味を持ってくれるようになります。
そしてその読者は、他の記事にも関心を示してくれるかもしれません。
うまくいけば、リピーターになってくれることもあるのです。
地道な作業ですが、“誰に”そのメッセージを届けるのかがはっきりしていれば、
そのメッセージを必要として受け取る読者は、
「これは自分へのメッセージだ」と受け止めるはずです。
“何を伝えたい”とは、最終的にたどり着くための結論(ゴール)です。
その情報で伝えたい核心の部分が結論になります。
記事は、この結論というゴールに向かって書いていく。
そうすれば、文章がぶれることなく、まっすぐに伝えたいことが伝わります。
結論を意識していないと、必要のない情報を書いてしまったり、
結局何を言っているのかわからない記事になってしまうのです。
だから、“何を伝えたい”のかという結論を常に意識して、
記事を書くようにしてください。
では、この二つの「誰に」「何を伝えたい」のかを例えてみます。
記事テーマとして、
「アフィリエイト初心者がやっておくべき3つのこと」とした場合、
“誰に”は「アフィリエイト初心者」、
“何を伝えたい”は「やっておくべき3つのこと」です。
言い換えれば、
「アフィリエイト初心者」がスタート地点で、
「やっておくべき3つのこと」を伝えることがゴール地点です。
このことを意識していれば、記事はわかりやすく、
伝えたいことを明確に書き出すことができます。
常にターゲットの視点を意識する
ターゲットの読者が必要としている情報は何か。
あなたがターゲットの立場になって、しっかりと考えてみてください。
簡単に言えば
ターゲットである「読者になりきる」ということです。
読者は何に悩んでいるのか、どんな情報を欲しているのか。
そして、その情報を読者に提供したら、読者はどうなるのか。
読者にどうなってもらいたいのか。
あなたに悩みがあれば、
「私には、こんな悩みがあって、これを解決したい。そのためにはどうしたら良いのか?」
と、こんな気持ちでネットで調べるはずです。
これを、読者の気持ちになって考えるんです。
提供しようとしている情報が、過去にあなたの悩みを解決してくれたものであれば、
その時あなたが悩んだ時の気持ちや立場を読者に置き換えれば良いということ。
特に悩んだわけではなくて、何かで得た情報が読者の利益になるのであれば、
その読者の気持ちになって、どんな悩みがあって、どうして欲しいのかを
考えないといけません。
それが、ターゲットの視点を意識する、ということです。
最初はちょっと難しく感じるかもしれませんが、そんなに心配はいりません。
最初は誰でもそうですし、何度も何度も意識するうちに、
わかるようになってきます。
それにこれは、やらないとできません。
そしてこれは、ターゲットになりきろうとする行為自体が、重要なのです。
なぜなら、これを繰り返していけば、いつでも相手の立場になって、
気持ちを考えられるようになってくるからです。
また、そのためにぜひやってみてほしいことがあります。
それは、家族でも恋人でも友達でも良いのですが、
リアルな人と接するときに、相手の気持ちを常に意識することです。
これを意識するようになれば、記事を書く上でも有利になります。
人と接するときは、ぜひ相手の気持ちを意識するようにしてみてください。
少し時間がかかるかもしれませんが、お金は全くかかりません。(笑)
それと、もう一つ重要なことが。
ターゲットに向けて記事を書くときは、代名詞に必ず「あなた」を使うことです。
僕の記事を読んでもらっても分かる通り、
必ずあなたに対して「あなた」と言っているはずです。
「みなさん」とかは、絶対に使ってはいけません。
なぜなら、ターゲットである読者が、
「これは自分だけに対してのメッセージではない」と、
無意識であってもそう感じてしまうからです。
逆に「あなた」と書けば、
無意識にでも「自分へのメッセージだ」と受け止めます。
だから読者に対する代名詞は、必ず「あなた」です。
これは絶対に守ってください。
高度な文章を書く必要はない
記事を書くときに、
俗に言う「高度な文章」や「難しい文章」である必要はありません。
大事なのは「わかりやすい文章」です。
どれくらいわかりやすい文章かというと、
“小学生が理解できる程度”になります。
難しい専門用語や、言葉遣いをする必要はありません。
というか、専門用語などが必要とされる特別な状況でない限り、
そのような高度な文章を書いてはダメです。
ありがちなのが、専門的な言葉を使うことで、
ちょっとカッコイイ表現にしようとすること。
カッコイイと思われる表現にしてしまうことで、
その言葉に対して1人でも読者が理解できないのなら、
反応を下げてしまう可能性があります。
だから、専門的な表現やカッコイイと思われる言葉は使わなくて良いんです。
読んでもらう人すべてに理解できる文章を書く。
そうしないと、理解できない人は読んでいる時にストレスを感じてしまいます。
ストレスを感じてしまうと、もうその先を読んでくれなくなるからです。
難しい文章を書いてはダメですが、
文法の基本はちゃんと考えて文章を書いてください。
それは「誰が」「いつ」「何を」「どうした」という文章構築の基本です。
よくある悪い文章の例で「主語がない」ということが挙げられます。
「誰が(何が)」がわからないと、読者はこれまたストレスを感じます。
日本語は、非常に完成された言葉です。
文章の後ろに主語が来ても、意味が理解できてしまいます。
でもできるだけ、ストレートな表現を使った方が良いんです。
例えば、「彼は正月にスカイツリーに登った。」がストレートな表現。
でも、「正月にスカイツリーに登った。彼は。」と表現しても理解できます。
理解できるんですが、ほんの少しストレスを感じますよね。
この場合、大きな支障はありませんが、最初からストレートな表現の
「彼は正月にスカイツリーに登った。」の方が気持ち良いですよね。^^
普段から、ストレートな表現を意識しておけば、
読者に対してストレスを感じさせない記事を書けるようになります。
ストレートなわかりやすい記事を書くコツとしては、
普段の日常会話の表現を、そのまま文章にすることです。
家族や友達と話をするときの言葉遣い、いわゆる「話し言葉」ですね。
これであれば、誰でもわかりやすい文章が書けると思います。
今では小学生でもインターネットを使いますからね。
そういう意味で、小学生でも理解できる文章は、悪いことではないんです。
とはいえ、小学生をターゲットにしているブログはあまりないと思いますが、
もし小学生がリピーターになってくれたら、
それはとても凄いことだと思います。^^
まずはとにかく書く
いろいろと書いてしまいましたが、最初はとにかく書いてみることです。
最初からうまく文章が書ける人なんていません。
書いて記事にして、どんどん投稿して良いんです。
頭の中でいくら考えても、文章なんて上達しません。
書きながら学んで、また書いていく。
これの繰り返しです。
どんなにわかりやすい文章をうまく書ける人でも、
最初は苦労したはずなんです。
そういう私も偉そうなことは言えません。まだまだです。(笑)
おっと、また大事なことを言い忘れていました。
記事を書いたら、必ず“時間を空けてから”、記事を再読してみてください。
誤字脱字はもちろん、表現がおかしかったり、意味が通らなかったりする箇所が
いくらか出てくると思います。
時間を空けずに読むと、間違いに気づきにくいのです。
それはなぜかというと、自分の頭の中では記事は完成しているから、
間違いなんてあるはずない、と思ってしまっているんですね。
でも、時間を空けて再読すると、頭の中がリセットされているので、
間違いに気づきやすいんです。
プロのコピーライターなんかは、再読するまでに三日間くらい空ける人もいます。
とは言っても、そこまで空けなくても良いです。
時間にして1〜2時間でも良いと思います。
可能であれば、1日くらい空けて再読すると良いですね。
必ずリセットされた頭で、フラットな目線で記事を読み返してみてください。
なぜなら、プロのコピーライターでさえ、誤字脱字があったりするからです。(笑)
では、どうやって記事を書いていくのかをまとめます。
- 誰に(スタート)、何を伝えたいのか(ゴール)を意識する。
- ターゲットである読者の視点に立ち、何に悩み、どうしたいのかを常に意識する。
- 読者の代名詞は必ず「あなた」と書く。
- 小学生が理解できるくらい、わかりやすい文章を書く。
- とにかく記事を書く。
- 記事を書いたら時間を空けて、再読する。
最初はなかなか難しくても、
これらのポイントを押さえて、少しずつ意識して記事を書いていけば、
どんどん読者が反応する記事が書けるようになってきます。
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